なぜ多い?沖縄のマグロ漁獲量
沖縄県で最も多く漁獲されている魚が、実はマグロであることをご存知でしょうか。平成26年の魚種別漁獲量(沖縄農林水産統計年報)によると、沖縄県の全漁獲量のうちマグロ類が58.9%を占めており、その約半数は那覇市で水揚げされています。
遠洋漁船のイメージが強いマグロ漁ですが、沖縄近海は日本有数のまぐろの漁場であることから、日本列島全体から見ると小さな島でありながら全国トップクラスの水揚げ量を誇っています。近海で漁を行うメリットの一つは、マグロを漁船内で冷凍せずにチルド状態で港まで運べることです。ですので、当サイトの別記事でご紹介した『泊いゆまち』には、冷凍していない「生鮮まぐろ」がずらりと並んでいます。これも、沖縄のマグロ産業が盛んな要因の一つです。